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ナイガイ、2026年1月期は売上高1.5%増も営業損失136百万円 継続企業の前提に関する重要事象等を記載

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はナイガイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

靴下・レッグウェアなどを手がけるナイガイが公表した2026年1月期(2025年2月1日~2026年1月31日)の連結決算短信によると、売上高は13,356百万円(前期比1.5%増)と増収となった一方、営業損失は136百万円(前期は57百万円の営業利益)、経常損失は54百万円(前期は151百万円の経常利益)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は50百万円(前期比49.9%減)である。短信は、営業キャッシュ・フローの継続的なマイナスと当期の営業損失の計上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しているとしている。配当は前期に続き無配である。

目次

連結業績(2026年1月期 実績)

当期は第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」の初年度にあたる。短信によると、構造改革事業と位置付ける百貨店販路の卸売りは、消費者の節約志向やインバウンド需要の鈍化を背景に厳しい状況が続いた。一方、成長加速事業として注力するEC販路、量販店販路および国内外のOEM販売は順調に拡大し、売上高は増収となった。

販売費及び一般管理費は、新規増員や定期昇給・ベースアップ、賞与の充実などによる人件費の増加、モール型EC販路拡大に伴う販売手数料負担やマーケティング費用の増加により、前期比で増加した。百貨店・直営店における不採算店舗の撤退などによるコスト抑制効果も表れたが、営業損益は損失となった。

セグメント別では、卸売り事業は、量販店販路での大手得意先向けのOEM・ODM対応やタビオ社向けの卸販売、海外輸出が順調に拡大し、2026年1月からは「Champion(チャンピオン)」のソックスおよびアンダーウェアの販売を開始したが、百貨店販路の減収を吸収するまでには至らず、微減収で営業損失となった。小売り事業は、直営店の収益改善に加え、レッグEC事業でAmazonでの「ポロ・ラルフローレン」販売開始などが寄与して販売が好調に推移し、増収増益となった。

1株当たり当期純利益は6.41円(前期は12.33円)、自己資本当期純利益率は0.8%(同1.6%)、売上高営業利益率は1.0%のマイナス(同0.4%)である。

項目2026年1月期2025年1月期増減率
売上高13,356百万円13,162百万円1.5%増
営業利益△136百万円57百万円-
経常利益△54百万円151百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益50百万円100百万円49.9%減

継続企業の前提に関する重要事象等

短信によると、同社グループは前連結会計年度において営業利益を計上したものの、営業キャッシュ・フローは継続してマイナスとなっており、当連結会計年度においては営業損失を計上した。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識している。

同社は当該状況を解消するため、第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」を着実に実行し、百貨店事業の構造改革の加速、EC事業および量販店事業の収益拡大、在庫効率の改善および固定費削減等を進め、営業キャッシュ・フローの黒字化と安定的な収益基盤の確立を図るとしている。資金面については、金融機関からの融資継続を含め手元資金は十分確保できているとし、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は12,355百万円となり、前期末と比較して466百万円増加した。受取手形及び売掛金が264百万円増加し、現金及び預金が556百万円減少した一方、投資有価証券が時価の上昇等により594百万円増加した。負債は前期末と比較して159百万円増加し、5,486百万円となった。純資産は前期末と比較して306百万円増加し、6,868百万円となった。その他有価証券評価差額金が316百万円増加したことなどによる。自己資本比率は55.6%(前期末55.2%)である。

項目2026年1月期2025年1月期
総資産12,355百万円11,888百万円
純資産6,868百万円6,562百万円
自己資本比率55.6%55.2%
1株当たり純資産879.06円805.28円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが283百万円の支出(前期は35百万円の支出)、投資活動によるキャッシュ・フローが60百万円の支出(前期は205百万円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローが224百万円の支出(前期は75百万円の支出)となった。営業活動では売上債権の増加258百万円などが資金の減少要因となった。財務活動では長期借入金の返済に58百万円、自己株式の取得に100百万円を使用した。現金及び現金同等物の期末残高は2,964百万円で、前期末と比べ556百万円減少した。

配当

2026年1月期の1株当たり年間配当金は0円で、前期に続き無配となった。2027年1月期の配当予想も0円である。

項目2026年1月期(実績)2027年1月期(予想)
1株当たり年間配当金0.00円0.00円

2027年1月期の業績予想

2027年1月期の連結業績予想は、売上高15,500百万円(前期比16.0%増)、営業利益50百万円、経常利益100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益70百万円(同38.3%増)である。1株当たり当期純利益は8.86円を見込む。

項目2027年1月期(予想)増減率
売上高15,500百万円16.0%増
営業利益50百万円-
経常利益100百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益70百万円38.3%増

中期経営計画2年目となる次期について短信は、初年度に進めた構造転換を具体的な収益改善へと結びつける重要な年度と位置付けている。百貨店卸売り事業では売上規模重視から収益性重視への転換を加速させ、量販店販路では「Champion(チャンピオン)」の販売を本格展開し、直営店事業とEC事業を連動させてチャネル横断での収益最大化を図るとしている。

本記事はナイガイが公表した2026年1月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はナイガイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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