※本記事はピアラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ピアラは2025年12月期の連結決算で、売上高15,731百万円(前年同期比+2,242百万円、+16.6%)と上場来最高額を記録した。営業利益は40百万円となり、5年ぶりの通期営業黒字で着地した。経常利益は231百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は199百万円だった。2026年12月期は株式会社オニオンの連結子会社化などを背景に、売上高19,230百万円、営業利益288百万円を見込んでいる。
連結業績(2025年12月期 実績)
通期決算ハイライトでは売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増益となったことを示している。参考指標のEBITDAは265百万円だった。
| 項目 | 当期(2025年12月期) | 前期(2024年12月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15,731百万円 | 13,488百万円 | +2,242百万円(+16.6%) |
| 営業利益 | 40百万円 | 開示なし | +189百万円 |
| 経常利益 | 231百万円 | 開示なし | +364百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 199百万円 | 開示なし | +313百万円 |
グループ会社別の状況
資料は報告セグメントを設けておらず、ピアラ単体(イレギュラー要因除く)と子会社合計の業績推移を開示している。ピアラ単体はAI研修や補助金等のイレギュラーな要素を除くと売上高14,551百万円、営業利益159百万円となり、売上・利益ともに増加した。子会社合計は売上高1,686百万円、営業利益86百万円となり、2025年度は黒字で着地した。
| 区分 | 指標 | 当期(2025年度) | 前期(2024年度) |
|---|---|---|---|
| ピアラ単体(イレギュラー要因除く) | 売上高 | 14,551百万円 | 12,637百万円 |
| ピアラ単体(イレギュラー要因除く) | 営業利益 | 159百万円 | 23百万円 |
| 子会社合計 | 売上高 | 1,686百万円 | 977百万円 |
| 子会社合計 | 営業利益 | 86百万円 | △154百万円 |


通期業績予想
2026年12月期は株式会社オニオンの連結子会社化により飛躍の年と位置付けている。上期は3事業への先行投資も含み成長の基盤を固める一方、ブランディング領域の取扱金額増加や子会社群の積み上げにより、通期では大幅な黒字での着地を見込むとしている。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 19,230百万円 | 15,731百万円 |
| 営業利益 | 288百万円 | 40百万円 |
| 経常利益 | 263百万円 | 231百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 218百万円 | 199百万円 |

株主還元
株主還元方針は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主への安定的かつ継続的な利益還元を行うことを基本方針としている。連結純利益に対する配当性向の目安は25%、DOE(株主資本配当率)に基づく安定配当を重視するとしている。
中期経営計画/トピック
ピアラグループは長期ビジョン「PIALAgroup 2035」を公表し、2028年までを成長基盤構築のPhase 1、2028年から2031年を効率・収益性向上とグローバル展開のPhase 2、2032年から2035年をポートフォリオ拡大と成長収穫期のPhase 3と位置付けた。2035年の目標として売上高1,000億円、営業利益100億円を掲げている。また2026年12月期から、従来単一だった報告セグメントを「マーケティングDX事業」「エッセンシャルワーカーDX事業」「ビジネスクリエイション事業」の3区分に変更することを決定した。2025年11月20日付で株式会社オニオンの全株式取得を決定し、2026年1月5日付で同社がグループに参画している。

※本記事はピアラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。