※本記事はイー・ガーディアンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
イー・ガーディアンは2025年9月期、売上高11,321百万円(前期比99.4%)、営業利益1,504百万円(前期比88.2%)、経常利益1,530百万円(前期比89.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益943百万円(前期比89.2%)となった。資料は、売上高・営業利益が前期を下回った要因として、①ソーシャルサポートの大型案件の減収幅が想定を上回ったこと、②家庭用ゲーム向けカスタマーサポートの大型案件の売上高が想定を下回ったこと、③売上減少と労務費調整の時間的なズレ、を挙げている。

業績(2025年9月期 実績)
連結業績は増収増益とはならなかったものの、主要事業であるソーシャルサポートとサイバーセキュリティ(セキュリティ)は過去最高売上高を更新した。サイバーセキュリティはコンサルティングサービスとクラウド型WAFが伸長したとしている。一方、ゲームサポートとその他は大きく減収した。
| 項目 | 2025年9月期実績 | 前年同期実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,321 | 11,391 | 99.4% |
| 営業利益 | 1,504 | 1,705 | 88.2% |
| 経常利益 | 1,530 | 1,708 | 89.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 943 | 1,057 | 89.2% |

業務区分別の状況
業務区分別の売上高(年度計)は、ソーシャルサポートが2024年9月期6,758百万円から2025年9月期7,141百万円、セキュリティ(サイバーセキュリティ)が903百万円から939百万円へ、それぞれ増加した。一方、ゲームサポートは1,578百万円から1,386百万円へ、アド・プロセスは1,407百万円から1,298百万円へ、その他は744百万円から555百万円へ、それぞれ減少した。
| 業務区分 | 2023年9月期 | 2024年9月期 | 2025年9月期 |
|---|---|---|---|
| ソーシャルサポート | 6,848 | 6,758 | 7,141 |
| ゲームサポート | 1,874 | 1,578 | 1,386 |
| アド・プロセス | 1,534 | 1,407 | 1,298 |
| セキュリティ | 773 | 903 | 939 |
| その他 | 877 | 744 | 555 |

2026年9月期の取組方針
2026年9月期は、経営体制・営業体制の刷新による売上増、収益性向上、AI開発投資を通期取組の柱としている。具体的には、①業務執行体制・営業体制の刷新、②BPO領域・サイバーセキュリティ領域における新戦略の実施、③労働集約型ビジネスからの脱却に向けたAI開発投資、④事業規模拡大に向けたM&A、を掲げている。BPO戦略では既存BPO領域の拡張・新規BPO領域への進出・AI開発投資の推進を、サイバーセキュリティ戦略ではセキュリティ教育をドアノックツールとした事業拡大やクロスセルによる新事業創出を進めるとしている。なお、この資料には2026年9月期の売上高・利益の具体的な計画数値の開示はない。
株主還元
配当方針は据え置きとしつつ、株主還元の重要性を考慮し、2026年9月期の配当予想は1株当たり38円(2025年9月期35円)と増配を予定している。また、株主優待をQUOカードからデジタルギフトへ変更し、保有株式数100株以上で継続保有期間1年未満は5,000円相当、1年以上は8,000円相当のデジタルギフトを贈呈するとしている。
| 決算期 | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|
| 2021年9月期 | 14 |
| 2022年9月期 | 24 |
| 2023年9月期 | 26 |
| 2024年9月期 | 31 |
| 2025年9月期 | 35 |
| 2026年9月期(予想) | 38 |

※本記事はイー・ガーディアンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。