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エムケー精工、2026年3月期は増収増益で最高益 当期純利益23億円で76.4%増

決算サマリー 2026.08.19
エムケー精工、2026年3月期は増収増益で最高益 当期純利益23億円で76.4%増

※本記事はエムケー精工が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

エムケー精工の2026年3月期通期連結業績は、売上高29,788百万円(前期比+5.4%)、営業利益2,723百万円(同+36.6%)、経常利益2,921百万円(同+38.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,354百万円(同+76.4%)となり、売上高及び全ての各段階利益で過去最高を更新した。売上高は2期ぶりの過去最高更新で、政府助成事業の補助金効果によりモビリティ&サービス事業の主力である門型洗車機が大幅に伸長したことが牽引した。当期純利益は、ホテル事業を行う子会社株式譲渡に伴う特別利益の発生により大きく増益した。一方、2027年3月期は原材料調達難やエネルギー価格高騰、労働力不足等を背景に、会社は減益を予測している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上原価は19,533百万円(前期比+2.3%)で、売上総利益は10,254百万円(同+11.8%)となった。財政状態は総資産28,328百万円(2025年3月期26,284百万円)、有利子負債3,394百万円(前期比△891百万円)、自己資本比率68.5%(前期比+5.0ポイント)。キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローが1,990百万円(前期比+1,474百万円)、投資活動によるキャッシュ・フローが△439百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,515百万円で、現金及び現金同等物の当期末残高は2,544百万円となった。

項目(百万円)2026年3月期2025年3月期前期比増減額前期比増減率
売上高29,78828,268+1,520+5.4%
売上原価19,53319,092+440+2.3%
売上総利益10,2549,175+1,079+11.8%
営業利益2,7231,993+729+36.6%
経常利益2,9212,111+810+38.4%
親会社株主に帰属する当期純利益2,3541,334+1,019+76.4%
2025年度通期連結損益計算書の詳細を示すスライド
出典:エムケー精工 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5

セグメント別の状況

モビリティ&サービス事業は売上高20,592百万円(前期比+9.1%)。SS(サービスステーション)向けの門型洗車機が補助金効果により大幅に伸長したほか、カーディーラー向けも整備作業の省力化需要を取り込み伸長。オイル機器のエアコンフレッシャーや情報機器の大型デジタルサイネージも堅調に推移した一方、工事用保安機器は価格競争激化で下回った。ライフ&サポート事業は売上高6,209百万円(同△0.4%)。米価格高騰を背景に低温貯蔵庫・保冷米びつ・精米機など米関連製品が大幅に上回った一方、家電商品・収納商品は需要回復が見られず下回った。住設機器事業は売上高2,773百万円(同△3.8%)。木・アルミ複合断熱建具は大型公共物件や高級リゾートホテル等の民間物件で好調を維持したものの、多数の案件が当期に完工し施工が減少したため全体では下回った。その他の事業は売上高213百万円(同△21.0%)で、2025年8月26日付でホテル関連事業を譲渡した影響により減収。譲渡後は保険代理業、不動産管理・賃貸業、IoT関連機器の企画・開発・販売業を主な事業としている。

セグメント売上高(百万円)前期比
モビリティ&サービス事業20,592+9.1%
ライフ&サポート事業6,209△0.4%
住設機器事業2,773△3.8%
その他の事業213△21.0%
セグメント別分析 モビリティ&サービス事業の売上高と概況を示すスライド
出典:エムケー精工 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高30,000百万円(前期比+0.7%)、営業利益2,200百万円(同△19.2%)、経常利益2,300百万円(同△21.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,500百万円(同△36.3%)、1株当たり当期純利益106.71円を見込む。会社は、中東情勢の緊迫化による原材料調達難やエネルギー価格高騰に伴う生産コスト増加、慢性的な労働力不足などにより経営環境が厳しくなると見込まれるため、減益を予測しているとしている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比増減額前期比増減率
売上高(百万円)30,00029,788+211+0.7%
営業利益(百万円)2,2002,723△523△19.2%
経常利益(百万円)2,3002,921△621△21.3%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)1,5002,354△854△36.3%
1株当たり当期純利益(円)106.71167.49
2026年度通期連結業績予想の損益計算書と予想の背景を示すスライド
出典:エムケー精工 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.13

株主還元

株主各位への利益還元を重要な政策と位置づけ、今後の事業展開を念頭に財務体質強化のための内部留保とのバランスを考慮した利益配分を基本方針としている。2027年3月期の配当予想は1株当たり18円。2026年3月期の配当額15円は2026年6月16日開催予定の定時株主総会の決議事項となっている。株主優待制度は2026年度より内容を変更し、従来の「ホテル宿泊優待券」から「オリジナルカタログギフト」及び「QUOカードPay」に変更。対象株主も「1,000株以上保有」から「100株以上保有」に拡大し、「2年以上継続保有」の株主向けの優遇制度を新設した。

2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
1株当たり当期純利益(連結・円)79.9148.6790.76167.49106.71
1株当たり配当額(円)108101518
配当性向(連結)12.5%16.4%11.0%9.0%16.9%
2026年度配当予想の1株当たり配当額と配当性向の推移を示すスライド
出典:エムケー精工 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.15

※本記事はエムケー精工が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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