バンドー化学

バンドー化学、2026年3月期は増収増益 利益は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.19
バンドー化学、2026年3月期は増収増益 利益は過去最高を更新

※本記事はバンドー化学が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

バンドー化学は2026年3月期の連結業績で、売上収益119,257百万円(前期比+3,664百万円、+3.2%)、コア営業利益9,551百万円(同+1,807百万円、+23.3%)、営業利益12,073百万円(同+8,592百万円)、親会社の所有者に帰属する当期利益10,568百万円(同+9,071百万円)となった。売上収益、コア営業利益、営業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益はいずれも過去最高を記録した。

前年度に減損損失等の計上があった反動に加え、当年度は加古川工場における雹災事故に係る受取保険金(1,524百万円)の計上により営業利益が大幅に増加した。また繰延税金費用(△1,228百万円、△は利益)の計上により親会社の所有者に帰属する当期利益が押し上げられた。ROEは12.1%(前期比+10.3ppt)となった。

目次

連結業績(当期 実績)

業績予想値に対する達成率は、売上収益101.9%、コア営業利益116.5%、営業利益115.0%、親会社の所有者に帰属する当期利益142.8%であった(単位:百万円)。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)前期比
売上収益119,257115,593+3,664
コア営業利益9,5517,743+1,807
営業利益12,0733,480+8,592
親会社の所有者に帰属する当期利益10,5681,496+9,071
ROE12.1%1.8%+10.3ppt

セグメント別の状況

自動車部品事業、産業資材事業、高機能エラストマー製品事業、その他の4区分で、いずれも売上収益が増加。自動車部品事業は当社製品採用車種の増加により補機駆動用伝動ベルト等の販売が伸び、コア営業利益は+16.0%増加。産業資材事業は販売増加と製品構成の変化により利益が+28.4%増加。高機能エラストマー製品事業は製品構成の変化などによりコア営業利益が△15百万円から433百万円に改善した(単位:百万円)。

セグメント指標2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)増減額
自動車部品事業売上収益60,39758,056+2,340
産業資材事業売上収益38,80738,100+707
高機能エラストマー製品事業売上収益14,42314,216+207
その他売上収益6,9546,095+858
自動車部品事業コア営業利益5,6824,897+785
産業資材事業コア営業利益3,2642,541+723
高機能エラストマー製品事業コア営業利益433△15+448
その他コア営業利益242296△53
バンドー化学 2026年3月期セグメントの状況
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.8
バンドー化学 自動車部品事業の概要
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.9

通期業績予想

2027年3月期は、売上収益120,000百万円(前期比+742百万円、+0.6%)、コア営業利益9,600百万円(同+48百万円、+0.5%)、営業利益11,000百万円(同△1,073百万円、△8.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益8,000百万円(同△2,568百万円、△24.3%)を見込む。為替レート前提はUSD150.00円、THB4.65円、人民元21.50円。なお、当連結業績予想には中東情勢の影響は織り込んでいない(単位:百万円)。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比
売上収益120,000119,257+742
コア営業利益9,6009,551+48
営業利益11,00012,073△1,073
親会社の所有者に帰属する当期利益8,00010,568△2,568
設備投資8,0007,089+910
減価償却費5,6005,450+149
バンドー化学 2027年3月期業績予想
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.14

株主還元

基本方針として、収益および財務状況に配慮しつつ、当面の間、1株当たり年間配当金額26円を下限として、連結配当性向50%を目途に安定した利益配当を行うことを目標とし、利益還元の充実に努めるとしている。2026年3月期は1株当たり年間配当120円(創業120周年記念配当20円を含む)を実施予定。2027年3月期の1株当たり年間配当は、前期普通配当と同額の100円を見込む。また、市場買い付けによる自己株式の取得を決定(上限株数130万株、上限金額20億円、取得期間2026/5/15-2027/4/30)。

1株当たり年間配当金
2022年3月期40円
2023年3月期52円
2024年3月期72円
2025年3月期76円
2026年3月期120円(普通配当100円+創業120周年記念配当20円)
2027年3月期(予想)100円
バンドー化学 資本効率の向上(配当・自己株式取得)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.19

中長期経営計画のトピック

中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の1stステージ(CV-1、FY2023-FY2027)において、中長期目標として売上収益1,200億円、コア営業利益120億円、ROE12%を掲げる。非財務指標としてCO2排出量を2013年度比38%削減し、カーボンニュートラルを実現する持続的成長を目指すとしている。

※本記事はバンドー化学が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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