朝日ラバー

朝日ラバー、2026年3月期は増収増益 売上高は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.19
朝日ラバー、2026年3月期は増収増益 売上高は過去最高を更新

※本記事は朝日ラバーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

朝日ラバーの2026年3月期(連結)は、売上高7,852百万円(前期比+2.8%)、営業利益197百万円(前期比+8566.8%)、経常利益189百万円(同+507.7%)、当期純利益158百万円(前期は当期純損失236百万円)となった。自動車内装照明用のASA COLOR LEDは中国市場での生産体制見直しの影響で受注が低下したが、自動車向け操作系精密ゴム製品や卓球ラケット用ラバーの受注が増加し、売上高は前年同期比で増加、通期で過去最高を更新した。翌2027年3月期は売上高8,172百万円(同+4.1%)を予想する一方、要員増などの費用増加により営業利益148百万円(同▲25.2%)、当期純利益85百万円(同▲46.2%)といずれも減益を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は7,852百万円(前期比+2.8%)となり、通期で過去最高を更新した。売上総利益は1,854百万円(同+15.6%)で売上総利益率は23.6%。営業利益は197百万円(同+8566.8%)、経常利益は189百万円(同+507.7%)と大幅増益となった。前期は当期純損失236百万円だったが、当期は当期純利益158百万円と黒字転換した(単位:百万円)。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減率
売上高7,8527,639+2.8%
売上総利益1,8541,605+15.6%
営業利益1972+8566.8%
経常利益18931+507.7%
当期純利益(前期は純損失)158▲236黒字転換

セグメント別の状況

事業セグメントは「工業用ゴム事業」と「医療・衛生用ゴム事業」の2区分。工業用ゴム事業は主力の自動車向け操作系精密ゴム製品や卓球ラケット用ラバーの受注増により売上高5,947百万円(前期比+1.2%、構成比75.7%)となった。医療・衛生用ゴム事業は輸液回路製品などの受注が堅調で売上高1,905百万円(同+7.9%、構成比24.3%)となった。

セグメント当期売上高(百万円)前期売上高(百万円)増減率
工業用ゴム事業5,9475,874+1.2%
医療・衛生用ゴム事業1,9051,764+7.9%
セグメント別売上高(2026年3月期実績)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高8,172百万円(前期比+4.1%)と増収を見込む一方、要員増などの費用増加により営業利益148百万円(同▲25.2%)、経常利益122百万円(同▲35.6%)、当期純利益85百万円(同▲46.2%)と減益を予想する。自動車内装照明用のASA COLOR LEDの受注は減少傾向が続く一方、卓球ラケット用ラバーの受注増により売上高は過去最高を更新する見込み。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)増減率
売上高8,1727,852+4.1%
売上総利益1,9031,854+2.6%
営業利益148197▲25.2%
経常利益122189▲35.6%
当期純利益85158▲46.2%
2027年3月期連結業績予想(前期比)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.41

株主還元

2027年3月期より、年間配当金を20円(中間10円・期末10円)から24円(中間12円・期末12円)へ増配する計画。業績成長に連動した機動的な配当政策で投資家の期待に応える方針としている。

項目2027年3月期(計画)2026年3月期(実績)
中間配当12円10円
期末配当12円10円
年間配当金合計24円20円
2027年3月期 配当計画
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.46

第15次中期経営計画

2026年3月期を初年度とする第15次中期経営計画では、計画期間を従来の「3ヵ年」から「5ヵ年」に延長し、2031年3月期に連結売上高100億円以上、連結営業利益率5%以上を定量目標に掲げる。方針として「ウェルネスブランディングで持続的な成長を目指す」を掲げ、重点市場(ウェルネス)への貢献、事業領域の基盤強化、Well-beingを高める、地域社会貢献の4つを戦略とする。資金配分は5年累計で営業キャッシュフロー40〜50億円の創出を原資に、設備投資40〜50億円、株主還元5〜6億円を計画している。

第15次中期経営計画 定量目標
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.25

※本記事は朝日ラバーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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