リゾートトラスト

リゾートトラスト、2026年3月期は4期連続増収増益で過去最高 契約高も5期連続で最高

決算サマリー 2026.08.19
リゾートトラスト、2026年3月期は4期連続増収増益で過去最高 契約高も5期連続で最高

※本記事はリゾートトラストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

リゾートトラスト(証券コード4681)は2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結決算を発表した。連結売上高は2,630億2千万円(前期比+5.5%)、営業利益は291億6千1百万円(同+10.6%)となり、売上高・営業利益・経常利益は3期連続、当期利益は2期連続で過去最高を更新した。会員権(ホテル・メディカル・ゴルフ合計)の年間契約高は1,322億円となり、5期連続で過去最高を更新している。

目次

連結業績(当期 実績)

各事業における価格改定効果や新規発売効果を伴う販売好調などにより、売上高営業利益率も上昇した。会計上の数値に繰延要素を補正した実力値「評価売上高」「評価営業利益」も、それぞれ前期比+10.8%、+25.4%と大きく伸長した(単位:百万円)。

項目当期前期前年比
売上高263,020249,333+5.5%
営業利益29,16126,365+10.6%
経常利益29,28126,848+9.1%
当期利益20,91220,139+3.8%
評価売上高267,321241,356+10.8%
評価営業利益32,80426,161+25.4%
決算ハイライトと評価営業利益の推移(4-3月)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

会員権事業は、サンクチュアリコート金沢・淡路島の新商品発売が寄与し契約高は大きく伸長したものの、当期の販売MIXが未開業物件に寄ったことで会計上の営業利益は前期比△6.9%の255億4千8百万円となった。繰延部分を補正した評価営業利益は同+8.1%の306億3千8百万円と増益。ホテルレストラン事業は年会費改定効果(約12億円計上)や室料・飲食代金改定により、営業利益が前期比2.7倍となる56億3千5百万円へ増益。メディカル事業はハイメディックの会員数増加やMS法人収入の増加などから、営業利益は同+10.5%の過去最高となる82億9千5百万円となった。

セグメント指標当期前期前年比
会員権売上高95,52993,642+2.0%
会員権営業利益25,54827,445△6.9%
会員権評価営業利益30,63828,336+8.1%
ホテルレストラン売上高110,935103,978+6.7%
ホテルレストラン営業利益5,6352,049+175.0%
メディカル売上高55,86951,001+9.5%
メディカル営業利益8,2957,508+10.5%
セグメント別実績(会員権・ホテルレストラン・メディカル)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は、開業物件規模の縮小に伴う実現益減少(△20億円)を全体で補い増益を計画する。連結売上高は2,550億円(前期比△3.0%)を見込むが、これは開業時の実現売上減少(影響額△197億円)によるもので、繰延影響を除いた実力値を示す評価売上高は2,780億円(同+4.0%)、評価営業利益は365億円(同+11.3%)と、全利益項目で過去最高益の更新を計画している(単位:百万円)。

項目予想(2027年3月期)前期実績(2026年3月期)前年比
売上高255,000263,020△3.0%
営業利益31,00029,161+6.3%
経常利益30,50029,281+4.2%
当期純利益21,00020,912+0.4%
評価売上高278,000267,322+4.0%
評価営業利益36,50032,804+11.3%
2027年3月期 通期業績予想(連結損益・セグメント別)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.16

株主還元

株主還元は、繰延べ実現の影響を受けにくいDOE(純資産配当率)を採用し、2025-2029年度はDOE4.5%を下限、5.0%を目標とする。先3年間(2025-2027年度)の総還元性向は50%を目指す方針。2026年3月期の実績はDOE4.7%(前期4.8%)、総還元性向34.5%(前期32.6%)であった。

指標2025年3月期実績2026年3月期実績前年比
営業利益(億円)263291+10%
評価営業利益(億円)261328+25%
ROE14.7%13.7%△1.0%
DOE4.8%4.7%△0.1%
総還元性向32.6%34.5%+1.9%
株主還元方針(DOE・総還元性向の推移)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.34

中期経営計画/トピック

2025年4月からの新中期経営計画「サステナブルコネクト2.0」初年度となる2026年3月期は、評価営業利益が前期比+25%と目標の毎期10%成長を大幅に上回る進捗となった。メディカル事業では「ハイメディック横浜ベイコース」の販売開始(2025年10月)で初月契約が過去最高となったほか、BNCT機器(がんに対する放射線治療装置)の医療機器製造販売承認申請を2026年4月に実施した。シニアレジデンス事業では、終末期における24時間看護に強みを持つナースアテンダント社を2026年4月に子会社化し、訪問看護事業へ本格進出するなど、新たな成長施策を推進している。

※本記事はリゾートトラストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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