※本記事は竹本容器が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
竹本容器は2025年12月期(通期)の連結業績を発表した。連結売上高は14,491百万円(前年比▲7.3%)と減収となったが、収益性の改善により連結営業利益は991百万円(前年比+4.9%)と増益を確保した。日本ではスポット案件や大口リピート案件の減少が響いた一方、インドは需要が旺盛で黒字化を達成し連結利益を押し上げた。資源循環型パッケージング売上は3,611百万円となり、連結売上高に占める比率は24.9%に達した。
連結業績(当期 実績)
2025年12月期の連結業績は、売上高が14,491百万円(前年比▲1,135百万円、▲7.3%)、営業利益は991百万円(前年比+45百万円、+4.9%)、経常利益は1,068百万円(前年比+100百万円、+10.3%)、当期純利益は771百万円(前年比+131百万円、+20.5%)となった。売上高営業利益率は6.8%(前年比+0.8P)に改善し、EBITDAは1,953百万円(前年比▲1.0%)となった。
| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15,626百万円 | 14,491百万円 | ▲1,135百万円(▲7.3%) |
| 営業利益 | 945百万円 | 991百万円 | +45百万円(+4.9%) |
| 売上高営業利益率 | 6.0% | 6.8% | +0.8P |
| 経常利益 | 968百万円 | 1,068百万円 | +100百万円(+10.3%) |
| 当期純利益 | 639百万円 | 771百万円 | +131百万円(+20.5%) |
| EBITDA | 1,972百万円 | 1,953百万円 | ▲19百万円(▲1.0%) |
セグメント別(地域別)の状況
日本は、スポット案件の減少に加え大口リピート案件の減少、新規案件の不振により売上高11,009百万円(前年比▲12.1%)、営業利益800百万円(前年比▲13.8%)と減収減益となった。中国はデフレ圧力が根強いものの新規案件獲得数が増加し売上高2,492百万円(前年比+2.2%)の微増収となり、生産の自動化推進による原価低減で黒字を確保し営業利益9百万円となった。その他地域(インド等)は需要が旺盛で大幅増収となり、売上高1,256百万円(前年比+39.5%)、営業利益は174百万円(前年比+182百万円)と黒字化を達成し、連結利益を押し上げた。
| 地域 | 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 売上高 | 12,519百万円 | 11,009百万円 |
| 日本 | 営業利益 | 928百万円 | 800百万円 |
| 中国 | 売上高 | 2,438百万円 | 2,492百万円 |
| 中国 | 営業利益 | 18百万円 | 9百万円 |
| その他地域 | 売上高 | 900百万円 | 1,256百万円 |
| その他地域 | 営業利益 | ▲8百万円 | 174百万円 |


通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期の業績計画は、売上高15,800百万円(前期比+1,309百万円、+9.0%)、営業利益1,150百万円(前期比+158百万円、+16.0%)、経常利益1,200百万円(前期比+132百万円、+12.4%)、当期純利益900百万円(前期比+129百万円、+16.7%)を見込む。想定為替レートは1米ドル145.00円、1人民元20.50円。新規案件獲得増による売上拡大と営業利益増を見込み、コア人材確保のための人的投資も積極的に実施する方針。
| 項目 | 2025年12月期実績 | 2026年12月期計画 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 14,491百万円 | 15,800百万円 | +1,309百万円(+9.0%) |
| 営業利益 | 991百万円 | 1,150百万円 | +158百万円(+16.0%) |
| 経常利益 | 1,068百万円 | 1,200百万円 | +132百万円(+12.4%) |
| 当期純利益 | 771百万円 | 900百万円 | +129百万円(+16.7%) |

株主還元
配当方針は、将来の事業展開と経営体質強化のための内部留保を確保しつつ安定配当を継続することを基本とする。2025年に開示した中期計画期間(2025-2027年)の配当に関して、株主資本配当率(DOE)4.0%を目途とする方針に変更した。2026年12月期の年間配当金は1株当たり38円00銭(配当性向50.9%)を計画している。
| 項目 | 2025年12月期 | 2026年12月期計画 |
|---|---|---|
| 中間配当金 | 18.00円 | 19.00円(予定) |
| 期末配当金 | 18.00円 | 19.00円(予定) |
| 年間配当金 | 36.00円 | 38.00円(予定) |
| 株主資本配当率(DOE) | 4.3% | 4.4% |
| 配当性向 | 56.3% | 50.9% |

中期経営計画/トピック
2026年~2028年の中期計画では、2028年12月期に売上高18,400百万円、営業利益1,650百万円、EBITDA2,820百万円を目指す。資源循環型パッケージングを軸に「サステナビリティ容器比率90%超」を掲げる2030年ビジョンに向け、2028年までに連結売上高の1/3程度まで資源循環型パッケージング売上高を高める計画としている。
※本記事は竹本容器が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。