※本記事は岡山製紙が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
岡山製紙は2025年5月期、国内板紙需要が前年をわずかに下回るペースで推移する中、原料古紙価格の上昇や燃料LNG価格の高止まり、配送費・労務費の上昇が重荷となり、増収ながら大幅な減益となった。売上高は11,522百万円(前期比0.1%増)、営業利益は1,032百万円(前期比38.6%減)、経常利益は1,147百万円(前期比35.5%減)、当期純利益は798百万円(前期比31.0%減)となった。
業績(2025年5月期 実績)
国内販売量はほぼ前年並みで推移したが、主な原料である古紙価格の上昇、燃料であるLNG価格の高止まり、配送費や労務費の上昇といった要因により、前期比で大きな減益となった。
| 項目 | 2025年5月期 | 2024年5月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,522百万円 | 11,511百万円 | 0.1%増 |
| 営業利益 | 1,032百万円 | 1,681百万円 | 38.6%減 |
| 経常利益 | 1,147百万円 | 1,779百万円 | 35.5%減 |
| 当期純利益 | 798百万円 | 1,157百万円 | 31.0%減 |
セグメントの状況
板紙事業は、主要製品である段ボール原紙他板紙の安定した生産と適正価格での販売活動に注力したが、原料古紙価格の上昇や燃料価格の高止まりなどによりセグメント利益は減少した。美粧段ボール事業は、主力の青果物向け製品が伸び悩んだものの、デジタル印刷製品をはじめとした新規受注でカバーし増収となった一方、配送費や労務費の上昇によりセグメント損失を計上した。
財政状態
| 項目 | 2025年5月期 | 2024年5月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 16,593百万円 | 17,822百万円 |
| 純資産 | 12,944百万円 | 12,236百万円 |
| 自己資本比率 | 78.0% | 68.7% |
| 1株当たり純資産 | 2,790.49円 | 2,643.30円 |
総資産は、取引先への支払条件見直しや法人税等の納付に伴う現金及び現金同等物の減少等により、前期末比1,229百万円減少した。純資産は利益剰余金の増加等により708百万円増加した。自己資本比率は78.0%(前期末68.7%)となった。
株主還元
| 項目 | 2025年5月期(実績) |
|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 40円 |
| 配当性向 | 23.2% |
1株当たり年間配当金は40円(前期24円)、配当性向は23.2%(前期9.6%)となった。
通期業績予想
| 項目 | 2026年5月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 11,600百万円 | 0.7%増 |
| 営業利益 | 900百万円 | 12.8%減 |
| 経常利益 | 1,000百万円 | 12.9%減 |
| 当期純利益 | 700百万円 | 12.4%減 |
翌事業年度は米国の通商政策の影響等による景気の下振れリスクなど不透明な状況が続くと見込む中、需要に見合った生産体制の構築とコスト低減、適正価格の維持と新規取引先の開拓に取り組むとしている。
本記事は岡山製紙が公表した2025年5月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は岡山製紙が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。