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SRAホールディングス、2026年3月期は増収増益で最高益 当期純利益65.8%増

決算サマリー 2026.08.26
SRAホールディングス、2026年3月期は増収増益で最高益 当期純利益65.8%増

※本記事はSRAホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社SRAホールディングス(証券コード:3817)は2026年5月、2026年3月期(通期)の決算説明会資料を公表した。連結売上高は53,279百万円(前期比3.2%増)、営業利益8,244百万円(同3.8%増)、経常利益9,500百万円(同16.9%増)、当期純利益5,601百万円(同65.8%増)となり、売上高・粗利益・営業利益・経常利益・当期純利益の全てで過去最高を更新した(売上高は5期連続、粗利益は5期連続、営業利益は7期連続の最高更新)。2027年3月期は売上高55,500百万円、営業利益8,600百万円を計画している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期は、粗利益率が25.5%から25.8%に改善し、営業利益8,244百万円(前期比3.8%増)となった。経常利益は前期の為替差損171百万円に対し当期は為替差益722百万円を計上したことなどにより9,500百万円(同16.9%増)。当期純利益は貸倒引当金繰入額の減少(前期1,587百万円→当期223百万円)や投資有価証券評価損の解消(前期210百万円→当期無し)により5,601百万円(同65.8%増)となった。2025年5月発表の通期業績予想との比較では、売上高は予想比0.4%減、営業利益は予想比0.7%減とほぼ計画水準だった一方、経常利益は予想比16.6%増、当期純利益は予想比14.3%増と期初計画を超過達成した。

項目2025年3月期2026年3月期増減額増減率
売上高51,61753,279+1,662+3.2%
粗利益13,17913,743+564+4.3%
粗利益率25.5%25.8%+0.3%
販管費5,2385,498+260+5.0%
販管費率10.1%10.3%+0.2%
営業利益7,9408,244+304+3.8%
営業利益率15.4%15.5%+0.1%
経常利益8,1269,500+1,373+16.9%
経常利益率15.7%17.8%+2.1%
当期純利益3,3775,601+2,223+65.8%
SRAホールディングス2026年3月期業績(前年比)
出典:SRAホールディングス2026年3月期決算説明会資料 P.10

セグメント別売上高(2026年3月期)

セグメント別では、開発事業・運用構築事業・販売事業の全てで増収となった。特にAITにおける販売セグメントが金融業向け大口案件もあり大幅に増加。開発事業は金融業向けが増加した一方、製造業の一部で中国の景気停滞等の影響を受けた顧客も存在し、相対的に増加率は低めとなった。

セグメント2025年3月期2026年3月期増減額増減率
開発事業25,60125,889+288+1.1%
運用・構築事業6,4446,594+149+2.3%
販売事業19,57120,795+1,224+6.3%
合計51,61753,279+1,662+3.2%
SRAホールディングス売上高セグメント別(前年比)
出典:SRAホールディングス2026年3月期決算説明会資料 P.14

2027年3月期 計画

2027年3月期は、外部環境変化に臨機応変に対応しつつ、引き続き売上・利益の成長を目指すとしている。経常利益および当期純利益は前年度比減少を計画しているが、これは前年度に722百万円の為替差益を計上したのに対し、今年度予想では為替差損益の発生を見込んでいないためであり、為替要因を除けば増収増益計画としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(計画)増減額
売上高53,27955,500+2,220
粗利益13,74314,500+756
粗利益率25.8%26.1%+0.3%
販売管理費5,4985,900+401
販管費率10.3%10.6%+0.3%
営業利益8,2448,600+355
営業利益率15.5%15.5%+0.0%
経常利益9,5009,000-500
経常利益率17.8%16.2%-1.6%
親会社株主に帰属する当期純利益5,6015,500-101
1株当たり当期純利益443.34円435.34円-8.00円
1株当たり配当金200.00円220.00円+20.00円
SRAホールディングス2027年3月期計画
出典:SRAホールディングス2026年3月期決算説明会資料 P.20

株主還元

1株当たり配当金は、2025年3月期が180円(中間配当金80円+期末配当金100円、年間配当は当初計画比・前年比ともに20円増配)で配当性向67.3%、配当利回り4.1%。2026年3月期は200円(中間配当金90円+期末配当金110円、年間配当は当初計画比・前年比ともに20円増配)で配当性向45.1%、配当利回り4.3%。2027年3月期は220円(計画、中間配当金100円+期末配当金120円)で配当性向50.5%を計画している。連結ROEは10%以上の持続的確保を目標に掲げ、2026年3月期は17.4%、2027年3月期は16.4%(予想)としている。今後も配当性向50%を目途に「安定的な高配当」を目指すとしている。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(計画)
1株当たり配当金180円200円220円
配当性向67.3%45.1%50.5%
配当利回り4.1%4.3%開示なし
連結ROE開示なし17.4%16.4%(予想)
SRAホールディングス株主還元の充実(配当金・ROE)
出典:SRAホールディングス2026年3月期決算説明会資料 P.34

トピックス(AI活用の取り組み)

SRAグループでは、自社IP製品(新UniVision、Cavirin、WIS等)へのAI導入や、AIを活用した顧客向けサービス(AI365、SPSS等)の提供を推進。子会社の株式会社AITは、2025年度にIBMのAIエージェント事業およびAI駆動開発事業を開始し、2026年度はAIエージェント人材育成ビジネスやAI駆動開発ツール活用支援サービスの開始を計画している。このほか、カメラ画像診断とAIを組み合わせた点検ソリューション「WIS」、生成AIを活用したカラオケスマホアプリ開発、OracleからPostgreSQLへのマイグレーションを支援するマルチエージェントシステムなど、各事業部でAI活用の取り組みを進めている。

※本記事はSRAホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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