※本記事はアエリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アエリアの2025年12月期(通期)の連結業績は、売上高が16,472百万円(前期比14.0%減)となった一方、営業利益は667百万円(前期は42百万円の営業損失)と黒字転換し、EBITDAは776百万円(前期比216.2%増)となった。ITサービス事業の安定収益とアセットマネージメント事業における利益率の高い投資用不動産販売の好調により増益を確保した。コンテンツ事業はコンテンツ・グッズ販売が回復傾向にあるものの想定を下回り、営業損失を計上した。2026年12月期は売上高17,500百万円(前期比6.2%増)、営業利益900百万円(同34.8%増)を見込んでいる。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は16,472百万円(前期比△14.0%)、売上総利益は6,083百万円(同△1.8%)、販売費及び一般管理費は5,416百万円(同△13.1%)となった。営業利益は667百万円(前期は営業損失42百万円)、経常利益は541百万円(前期は経常損失52百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は352百万円(前期は当期純損失739百万円)と、いずれも黒字化した。EBITDAは776百万円(前期比+216.2%)となった。自己資本比率は40.2%(前期41.3%)、自己資本当期純利益率(ROE)は4.2%(前期△8.3%)、一株当たり純資産(BPS)は415.43円(前期395.21円)となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 16,472百万円 | 19,155百万円 | △14.0% |
| 売上総利益 | 6,083百万円 | 6,193百万円 | △1.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 5,416百万円 | 6,236百万円 | △13.1% |
| 営業利益 | 667百万円 | △42百万円 | – |
| 経常利益 | 541百万円 | △52百万円 | – |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 352百万円 | △739百万円 | – |
| EBITDA | 776百万円 | 245百万円 | +216.2% |

セグメント別の状況
セグメント別売上高は、ITサービス事業が1,689百万円(前期1,764百万円)、コンテンツ事業が9,313百万円(前期9,856百万円)、アセットマネージメント事業が5,469百万円(前期7,535百万円)となった。ITサービス事業は株式会社エアネットがデータサービス事業により安定した収益を獲得した一方、株式会社ファーストペンギンの決済代行収益・アフィリエイト広告収益の減少により減収となった。コンテンツ事業はコンテンツ及びグッズ販売の売上が回復傾向にあるものの、想定をやや下回り減収となった。アセットマネージメント事業は販売用投資不動産の竣工の遅れ等により売上高が減少した。営業利益はITサービス事業が97百万円(前期は営業損失94百万円)、コンテンツ事業が営業損失21百万円(前期は営業損失390百万円)、アセットマネージメント事業が591百万円(前期440百万円)となった。ITサービス事業はエアネットの安定収益に加え、ファーストペンギンの労務費・賃借料等の固定費削減により営業利益が増加した。コンテンツ事業はコンテンツ・グッズ販売の回復により営業損失が縮小した。アセットマネージメント事業は利益率の高い投資用不動産の販売が好調に推移し、営業利益が増加した。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| ITサービス事業 | 売上高 | 1,689百万円 | 1,764百万円 |
| ITサービス事業 | 営業利益 | 97百万円 | △94百万円 |
| コンテンツ事業 | 売上高 | 9,313百万円 | 9,856百万円 |
| コンテンツ事業 | 営業利益 | △21百万円 | △390百万円 |
| アセットマネージメント事業 | 売上高 | 5,469百万円 | 7,535百万円 |
| アセットマネージメント事業 | 営業利益 | 591百万円 | 440百万円 |


通期業績予想
2026年12月期の業績見通しは、売上高17,500百万円(前期比+6.2%)、営業利益900百万円(同+34.8%)、EBITDA1,000百万円(同+28.9%)としている。営業効率の強化及び販売力・生産性の更なる向上により、EBITDAマージン率は5.7%となる見通しである。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,500百万円 | 16,472百万円 | +6.2% |
| 営業利益 | 900百万円 | 667百万円 | +34.8% |
| EBITDA | 1,000百万円 | 776百万円 | +28.9% |
株主還元
当期末配当金は1株当たり5円(配当金総額102百万円)とし、前期末配当金の5円(同105百万円)と同水準とした。あわせて、機動的な資本政策を遂行するため自己株式の取得を進めており、2024年11月15日から2025年3月6日、2025年5月16日から2025年9月30日、2025年11月17日から2026年2月10日の3回の取得期間で、いずれも取得を終了した。また、連結子会社である株式会社サイバードの『イケメン戦国 時をかける恋 -永縁-』のQUOカードを対象株主に贈呈する株主優待制度を実施している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 当期末配当金 | 1株当たり5円(配当金総額102百万円) |
| 前期末配当金 | 1株当たり5円(配当金総額105百万円) |
| 自己株式取得(2024年11月15日~2025年3月6日) | 50万株、取得価額総額 約1.3億円(取得終了) |
| 自己株式取得(2025年5月16日~2025年9月30日) | 約23.5万株、取得価額総額 約6,500万円(取得終了) |
| 自己株式取得(2025年11月17日~2026年2月10日) | 50万株、取得価額総額 約1.5億円(取得終了) |

今後の経営方針・KPI目標
会社は、安定収益を生み出す事業ポートフォリオの構築とグループ横断での収益性向上、成長性の高い領域への展開を経営方針として掲げている。資本コストを上回る経営に向けたKPIとして、2025年12月期実績は売上高営業利益率4.1%、EBITDAマージン率4.7%、ROIC3.0%、ROE4.2%であり、2027年12月期の目標としてそれぞれ6.5%以上、12.0%以上、8.0%以上、8.0%以上を掲げている。
※本記事はアエリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。