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SUMCO、2025年12月期は営業利益13億円に急減 純利益は117億円の赤字に

決算サマリー 2026.08.11
SUMCO、2025年12月期は営業利益13億円に急減 純利益は117億円の赤字に

※本記事はSUMCOが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

SUMCOの2025年12月期(通期)連結業績は、売上高4,096億円(前期比+130億円)、営業利益13億円(前期比▲356億円)、経常利益▲38億円(前期比▲412億円)、親会社株主に帰属する純利益は▲117億円(前期は198億円の黒字)と大幅な減益・最終赤字となった。4Q単独では売上高1,052億円に対し営業利益▲45億円、純利益▲108億円と赤字が拡大した。300mmウェーハは回復傾向が続く一方、200mmウェーハは低調な出荷が続いたことなどが影響した。

目次

連結業績(2025年12月期 通期実績)

通期の営業利益率は0.3%(前期9.3%)、EBITDAマージンは27.4%(前期28.8%)に低下した。1株当たり純利益は▲33.60円(前期56.84円)。

項目2025年度(当期)2024年度(前期)増減
売上高(億円)4,0963,966+130
営業利益(億円)13369▲356
経常利益(億円)▲38374▲412
親会社株主に帰属する純利益(億円)▲117198▲315
EBITDA(億円)1,1241,140▲16
EBITDAマージン(%)27.4%28.8%▲1.3%
1株当たり純利益(円)▲33.6056.84▲90.45

四半期業績推移(2025年度)

四半期別では1Qが営業黒字59億円だったが、2Q以降は為替や市況の影響を受けて悪化し、3Q・4Qは営業赤字となった。4Qは3Q比で売上高が+61億円増加したものの、営業利益は▲29億円悪化した。

四半期売上高(億円)営業利益(億円)経常利益(億円)親会社株主に帰属する純利益(億円)
1Q1,024594830
2Q1,02915▲10
3Q991▲16▲26▲39
4Q1,052▲45▲59▲108
2025年度業績(連結)の詳細表
出典:SUMCO 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.10

財務状態・キャッシュ・フロー

2025年12月末の総資産は11,279億円(前年末比▲447億円)、自己資本比率は51.3%(同+0.8pt)。有利子負債は3,537億円(同▲2億円)、純資産は6,477億円(同▲95億円)。営業キャッシュ・フローは1,000億円、設備投資(検収ベース)▲799億円等により投資キャッシュ・フローは▲1,114億円、フリー・キャッシュ・フローは▲114億円だった。配当金支払は▲75億円。

バランス・シート、キャッシュ・フロー(連結)
出典:SUMCO 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.11

次期(2026年度第1四半期)業績予想

本資料では通期業績予想の開示はなく、2026年度第1四半期(1Q)の業績予想のみが示されている。2026年度1Qは売上高1,000億円(4Q実績比▲52億円)、営業利益▲60億円(同▲15億円)、経常利益▲100億円(同▲41億円)、純利益▲100億円(同+8億円)を見込む。前提為替レートは155.0円/US$(4Q実績153.1円/US$比+1.9円)。

項目2025年度4Q実績2026年度1Q予想増減
売上高(億円)1,0521,000▲52
営業利益(億円)▲45▲60▲15
経常利益(億円)▲59▲100▲41
親会社株主に帰属する純利益(億円)▲108▲100+8
EBITDAマージン(%)27.5%23.2%▲4.3%
為替レート(円/US$)153.1155.0+1.9
2026年度第1四半期 業績予想(連結)
出典:SUMCO 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.12

株主還元

配当金については、利益水準、次期以降の見通し、設備投資等の資金需要、フリー・キャッシュ・フロー、EBITDA、及び配当原資の状況等を総合的に勘案するとしている。2025年12月期(第27期)の年間配当金は20円/株(中間10円・期末10円)、配当金総額は70億円だった。

項目第25期(23/12)第26期(24/12)第27期(25/12)
中間配当金(円/株)421510
期末配当金(円/株)13610
年間配当金(円/株)552120
配当金総額(億円)1927370
業績(総括)・株主還元(予想)
出典:SUMCO 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.3

市場環境・トピック

2025年4Qの市場環境について、300mmウェーハは年間を通じて回復傾向が続いた一方、200mmウェーハは低調な出荷が続いたとしている。価格については300mm、200mmともに長期契約価格が守られた。2026年1Qについては、300mmは先端品がAIにけん引され引き続き好調だが、レガシー品は顧客の在庫適正化の動きが見られるとし、200mmはAI・データセンター関連での需要増加が見られるとしている。長期契約価格は300mm、200mmともに維持されている。今後の見通しとして、半導体市場全体はAI向けの高い成長が続く一方、AI以外は緩やかな回復を想定するとしている。

※本記事はSUMCOが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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