※本記事はAIフュージョンキャピタルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
AIフュージョンキャピタルグループが公表した2025年3月期の連結業績(IFRS)は、売上収益が3,088百万円、営業利益が1,427百万円、税引前利益が1,419百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が668百万円となった。同社は2024年10月1日に単独株式移転により設立されたため、短信には前期実績および対前期増減率の記載がない。2025年3月期の年間配当金は0円00銭で、2026年3月期の業績予想と配当予想はいずれも開示していない。
連結業績(2025年3月期 実績)
同社は2024年10月1日付で単独株式移転により設立され、2025年3月期を第1期として初めて連結財務諸表を作成した。短信によれば、連結財務諸表は単独株式移転により完全子会社となったミライドア株式会社(旧 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)の連結財務諸表を引き継いで作成しており、2025年3月期からIFRSを適用している。このため、下表の2024年3月期の欄と増減率は短信上「-」となっている。
当期は売上収益3,088百万円、営業利益1,427百万円、税引前利益1,419百万円、当期利益1,243百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益668百万円を計上した。基本的1株当たり当期利益は84円49銭、親会社所有者帰属持分当期利益率は14.5%である。第3四半期連結会計期間には、株式会社ショーケースと資本業務提携契約を締結し、TOBおよび第三者割当増資の引受によりショーケースと同社子会社のReYuu Japan株式会社、株式会社Showcase Capitalを連結子会社化した。ショーケースの連結業績は第4四半期連結会計期間から反映されている。ReYuu Japan株式会社は2025年3月25日付の株式譲渡により連結除外となった。
| 項目 | 2025年3月期 | 2024年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 3,088百万円 | - | - |
| 営業利益 | 1,427百万円 | - | - |
| 税引前利益 | 1,419百万円 | - | - |
| 当期利益 | 1,243百万円 | - | - |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 668百万円 | - | - |
事業の状況
同社グループは、2024年10月29日付の中期経営計画(AI革命1.0)に基づき、AIを軸に「自己投資事業」「ファンド事業」「PIPEs事業」「投資銀行事業」の4つの事業ドメインをコア領域と定めている。2025年1月30日には「暗号資産投資事業」を開始した。報告セグメントは金融ソリューション事業、SaaS事業、情報通信関連事業の3つである。金融ソリューション事業では、配当収入の拡大が売上収益および営業利益に大きく貢献した。ファンド事業では、地方自治体や地域金融機関などと共同で地方創生ファンドを設立した。SaaS事業では、DXクラウドにおける新サービスの開始や既存サービスの堅調な推移、SNS広告運用サービスの提供などがあり、ReYuu Japan株式会社の譲渡による譲渡益も含まれている。情報通信関連事業では、中古スマートフォンの販売を中心に、販売・調達の両面で事業基盤の強化に取り組んだ。
財政状態とキャッシュ・フロー
2025年3月期末の資産合計は7,629百万円、資本合計は5,687百万円となった。資本合計には非支配持分が含まれ、親会社の所有者に帰属する持分は4,716百万円、親会社所有者帰属持分比率は61.8%である。短信によれば、資本合計は当期利益の計上や自己株式の取得、企業結合による変動などにより変動した。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが△183百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが939百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,181百万円で、現金及び現金同等物の期末残高は3,328百万円となった。営業活動では関係会社株式売却益や棚卸資産の増加などが、投資活動では子会社株式の売却による収入や投資の売却及び償還による収入などが、財務活動では自己株式の取得による支出や長期借入金の返済による支出などが主な要因である。
| 項目 | 2025年3月期 | 2024年3月期 |
|---|---|---|
| 資産合計 | 7,629百万円 | - |
| 資本合計 | 5,687百万円 | - |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 4,716百万円 | - |
| 親会社所有者帰属持分比率 | 61.8% | - |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | 584円10銭 | - |
配当
2025年3月期の1株当たり年間配当金は0円00銭(期末0円00銭)である。短信は、2026年3月期の配当について未定としている。
| 項目 | 2025年3月期(実績) | 2026年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 0円00銭 | 未定 |
2026年3月期の業績予想
2026年3月期の業績予想について、短信は、M&A戦略を中心に成長性の高い事業ドメイン等へリソースの投下を進めており、現時点で合理的に算定することが困難であるため記載していないとしている。合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定である。
トピック(重要な後発事象)
短信は重要な後発事象として、2025年4月1日から4月30日までの間に新株予約権の権利行使があったことを記載している。また、2025年5月14日開催の取締役会において、株式会社エデンの株式を取得し子会社化することについての基本合意書を締結することを決議した。同社は暗号資産投資事業に進出しており、対象会社が暗号資産交換業者としての登録を要する事業について金融庁認可の取得手続き中であることから、事業領域の拡大を図ることが可能になると考えたとしている。
なお、継続企業の前提に関する注記について、短信は「該当事項はありません」としている。
本記事はAIフュージョンキャピタルグループが公表した2025年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はAIフュージョンキャピタルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。